宝迫虹汀・大楽桃白生誕１４０年展

光市ゆかりの日本画家である宝迫虹汀(ほうさこ　こうてい　１８８４～１９１１年)と大楽桃白(だいらく　とうはく　１８８４～１９５３年)の生誕１２０年を記念した美術展です。宝迫虹汀は光市浅江出身。画家を志して上京し、野村文挙の画塾に入塾し、　日本美術協会展で褒状三等に入選。後に、高島北海に絵の手ほどきを受け、日本美術協会展を中心に数多くの展覧会で入選を果たしたが、28歳の若さで逝去した。大楽桃白は、岩国市玖珂出身。室積の早長八幡宮の神官大楽家の養子となり、光井・室積の尋常高等小学校で図画を教える。特定の師につかず、南画・北画はもちろん、西洋画の様式も取り入れた作品も描き、文展にも出品する。